
人はわからないものには先が見えなくなり、不安を抱いてしまいます。
お金に関しても同様で、わからないと思ってしまっているため「なんとなく」の不安を抱きやすくなります。
例えば、勉強や仕事を初めてしたときのことを思い出しみてください。「何がわからないかわからない」「なんとなくわからない」そんなことはありませんでしたか?
こういう状態のときは抜け出すのが大変です。逃げ出したくなるような気持ちになってしまい、いつもよりも不安が大きくなってしまっていたかもしれません。
このような不安な状態を抜け出すときには、人は何かのヒントを求めます。勉強であれば先生に聞いてみたり、書籍を読んでみたり。仕事の場合であれば、先輩に聞きに行ってみたり、上司に怒られることによって学んでいった人もいるかもしれません。
お金の不安を減らすには?

「なんとなくわからないから不安」という感覚は、お金に対しても同じようなことが言えます。
わからないものを解決するためにはお金のことを学ぶことが一番です。わからない原因がわかればわかるほど、その不安の雲は少しずつ晴れていきます。
では20代の方たちがお金のことがわからなくて、なんとなく不安になってしまうのはなぜでしょうか。
私が思う理由は次の3つが考えられます。
1.テレビをつけると暗いニュースがやっているから
2.お金がないという言葉ばかり聞くから
3.将来のことを真剣に考える機会が少ないから
これらの要因によって、私たちはなんとなく不安になっていってしまいます。私たちが生きている世の中では、少子高齢化に年金や税金の問題など、さまざまなことが起こっています。
そのすべてを知っているわけではありませんが、社会の中に身を置いて過ごしている以上、少なからずの情報は入ってきます。
例えば、応援している野球チームの情報や好きな歌手の情報。これらは自然と自分の中に入ってきます。自ら、ツイッターやインターネットなどで情報を得ることも多いかと思います。
この理由はあなたがその情報に興味があるから。人は脳の仕組みによって自分に興味のある必要な情報のみ、受け取れるようになっています。
興味のある内容の情報は、自然と目につくようになる

逆を言えば、興味のない情報は残念ながら受け取れません。そのため、同じ情報を持っているにも関わらず、お金のことが分からないということは、ただお金に興味がないだけ。興味がないからこそ、残念ながらその情報を受け取れないだけです。
あなたにもこんな経験はありませんか?
毎朝、ニュースを見ているにも関わらず、現在の株価がいくらか全くわからない。でも、今日の自分の運勢だけはしっかりと把握している。
ちなみに株価はインターネットで検索すればすぐにでも出てきます。同じ情報を与えられていても興味の大小によって得られる情報量が大きく変わります。株価に興味のある人にとっては大切な情報であったとしても、株価に興味のない人にとっては大した情報では無い。
こんな風に人は自分にとって興味のある情報しか受け取れないようになっているのです。
お金に関しても同様です。興味がないからこそ、その情報がなかなか受け取れません。
お金のことを知るためにも、少しだけでもお金に対する情報のシャッターを開けてみてくださいね。
補足:Twitterは株や投資など「知りたい情報を得る」のにはとても使いやすい
お金に不安がある理由はこの記事でわかったと思いますが、知らない情報を集めるのにはTwitterが有効です。情報の信ぴょう性は発信者によりますが、信頼する人を決めて情報集めをしていきましょう。