株の配当で生活する方法
株の配当で生活する方法

不労所得。誰もが憧れる言葉だと思います。

今回は、株の配当で生活することについて書いていきます。

株の利回りは不動産投資と比べて低い

株の配当利回りは、平時であれば3%程度です。利回り10%以上の物件がざらにある、不動産投資と比べれば大幅に見劣りします。

私もその一人ですけど、皆さんの中にも「家賃収入で食べていける不動産投資家がうらやましい」と思われている方がいらっしゃるでしょう。

それでも株の利回りで生活することはできる

しかし、株式投資でも配当金で生活することができます。やり方は次のとおりです。

●株という株が売られる「金融危機を伴う不況」を待つ

●配当利回りが高く、かつ毎年のように増配を期待できる優良企業を選んで買う

●多少値上がりしても売らずに、その株を持ち続ける

シンプルな手法ながら、この通りに実践できれば不動産投資顔負けの収入が得られます。

社宅管理など企業の福利厚生代行サービスを展開しているリログループ(8876)を例に、計算してみましょう。

会社四季報2009年夏号における同社株は88.5円(株式分割修正済)です。リーマンショックの翌年で、株価の低迷していた時期でした。

翌2010年3月の配当は4.5円で、配当利回りは5.1%です。株にしては十分に高利回りと言え、配当で生活しようと思えば物足りません。

ところが良い会社は、毎年のように配当を増やします。

つまり持てば持つほど買値に対する配当利回りが上がり続けるわけで、築年数を経れば経るほど家賃を下げざるを得ない不動産投資と対照的です。

株の配当で生活する方法

例【リログループの配当推移(カッコ内は累計額)】

●2010年3月期 4.5円(4.5円)

●2011年3月期 6円(10.5円)

●2012年3月期 6.5円(17円)

●2013年3月期 7.5円(24.5円)

●2014年3月期 10円(34.5円)

●2015年3月期 12.4円(46.9円)

●2016年3月期 15円(61.9円)

●2017年3月期 18.4円(80.3円)

●2018年3月期 22円(102.3円)

●2019年3月期 26円(128.3円)

●2020年3月期 29円(157.3円)

リログループの配当は、増配を重ねた結果、2020年3月期には29円まで増えました。買値88.5円に対する配当利回りは、あっと驚く32.8%です。

しかも11年間の受取配当金合計額が157.3円に達し、買値を上回り、配当だけで元が取れています。

さらに修繕費用など何かとコストのかかる不動産投資に比べて、株は税金(配当金の20%)以外が全て懐に入ります。

なお参考までに記しておきますと、リログループの株価は2445円です(5月21日終値)。買値88.5円に対して、27.6倍になっています。

配当金で生活することを目指し、持ち続けているうちに、大きな含み益を得られるという、おまけまで付きました。

リログループの例は出来過ぎかもしれませんが、この手法では投資を行った10年後には15~20%の配当利回りを得られます。要はスタート時点の配当利回りが低いだけで、時間が経てば株の配当利回りが不動産の利回りを逆転するのです。

私自身も何度か不動産投資を検討したものの、最終的に「株が有利」という結論に達してしまいました。

 

株は有利だが、忍耐強いことが条件

ただいくつか、要求されることがあります。

それは忍耐と規律です。

10年に一度もしくは二度の「金融危機を伴う不況」を粘り強く待って、そこで買った株が多少値上がりしても持ち続けるのは、口で言うほど簡単ではないからです。

でも、この通りに実践できれば、10年後の配当利回りを15%と仮定しても、3000万円の元手で将来的に450万円の収入を得られます。

あなたの性格によると思いますが、十分検討に値する手法ではないでしょうか?

もし興味があれば、挑戦してみてください。

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