国際分散投資は投資のセオリー
国際分散投資は投資のセオリー

投資のセオリーの一つに、「国際分散投資」があります。

今日はその国際分散投資についてお話します。

国際分散投資って?

国際分散投資とは、特定の国だけに投資するのではなく、多くの国に分散投資することで値動きを安定させる、というセオリーです。

投資においては王道とされ、そのマインドは投資の基本になるものですから、尊重されてよいでしょう。

ただ、非常に難しいのは、国際分散をすると多かれ少なかれ非効率な国、あるいは非効率な企業を含むことになるということです。

米国株市場を代表する株価指数に、「S&P500」があります。

この指数を構成する大型株500銘柄の企業は、売上の6割は米国内であるものの、残り4割は米国外からの売上です。グローバル化に伴い、大企業の多くは米国外に進出しており、成長著しい情報産業なども、米国外から利益を得ている割合が小さくありません。

つまり、米国の企業は米国外の経済成長を取り込むことになります。

S&P500に投資=国際分散投資

言い換えると、S&P500に投資することで国際分散投資ができていることになるのです。米国以外の国の成長を取り込むなら、ドイツやイギリスなどの先進国、インドや中国などの新興国に直接投資した方がいい、という意見もあります。

しかし、前述のとおり、米国企業は株主重視の姿勢を徹底しており、そのロジックはシンプルで効果的です。そうした株主尊重の価値観に基づいて経営されている企業を通して、新興国など諸外国の成長を取り込む方が簡単です。

先進国の代表的な株価指数で国際分散投資に用いられる「MSCIコクサイ」という指数は米国、イギリス、ドイツなど、先進22カ国の株価で構成されています。
国別の比率は時価総額の大きさに準じていますが、米国株はその6割以上を占めています。

つまり、国際分散投資をするといっても約6割は米国株に投資することになる、というわけです。先ほど取り上げた、ウォーレン・バフェット氏は米国株のみを投資対象にしており、海外株は買っていません。
世界的なETF運用会社であるバンガード社の創始者ジョン・ボーグル氏も、自身の資産は米国ETFで運用していました。

国際分散投資は投資のセオリー

米国株に投資するのが効率的

国際分散投資では、低成長の先進国や市場の効率性に問題のある新興国を含むことでパフォーマンスが下がった、ということです。過去に未来を見るのは基本です。
もちろん、未来永劫この傾向が続くかどうかは確定的ではありませんが、過去、そして現状から考えるに米国株に投資するのが効率的です。

現状では効率的な企業経営で知られる米国企業、米国株への投資を通して世界経済の成長を享受していく。それがベストな方法でしょう。

この傾向は、たとえば米中の力関係が変化するなど、なにかドラスティックに世界の枠組みが変わらない限り続く。私はそう確信しています。

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